エンタメンズの備忘録ブログ

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娯楽に生きるメンズが作品を忘れないように書き留めてついでにレビューしてみたりするブログ

スタローンで行く Dishonored: Death of the Outsider

かめはめ波撃ちてぇーなぁー」

子供の頃には誰もが思ったものです。

しかし大人になれば自ずと諦めもつくもので

「あーあ超能力に目覚めてバッサバッサと敵をなぎ倒せたらなぁ~」

なんて休日の昼時にぼやいているのは私ぐらいなものでしょう。

現実で無理ならゲームでと、その日はPCを起動して各ストアでセール品を物色していたところ

こっそりEpic gamesで無料で配布されていたこちらの作品に出会ったのでプレイしてきました。

Dishonored: Death of the Outsider

・世界一雑なあらすじ

本作の主人公ビリーはやり手の暗殺者。

ビリーは師匠のダウドを以前に裏切っていたが「やっぱ悪いことしたわー」と彼に謝るため、居所を探していた。

ダウドの情報を追うと、どうやら捕まっており闘技場の見世物にされていた。

無事ダウドを救出したビリーはダウドにお願いされる。

ダウド「俺って暗殺者だしクズじゃん?でもさ、それって超能力持ったせいだと思うの。だからこの力を与えたアウトサイダーって神に等しい奴殺してくれない?え?俺?弱ってて無理ぽ」

罪の意識もあってかビリーは快く引き受けるのであった。

 

・感想

本作はミッション毎に用意されたマップとボスを倒すことでクリアを目指す箱庭アクションゲーである。

ジャンルは一応、ステルスアクションとされているがプレイヤーのプレイスタイルによってはそうとも限らないバランスに設定されている。

序盤は確かにステルス気味に身を隠しながらでないと攻略は難しいのだが

物語途中、ビリーはアウトサイダーからチカラを与えられて超能力が使えるようになると、ゲーム体験は大きく広がる。

私は元来ステルスゲーを不得意としており、メタルギアシリーズではいつもスネークが重火器を振り回しフィールド駆け回るいわゆる「ランボープレイ」になるのだが、本作はそんな人向けにも作られている設計に感じた。

なぜならボスまでのルートがおおよそ3パターンは用意されており、

潜入1ルート(下水道等人気がない)

潜入2ルート(催眠ガス等でアイテムで)

ランボールート(正面から敵は多い)

どのルートでも攻略可能である。

大抵こういったステルスゲーでは正面突破は進行不能だったり、ありえない敵の数を配置されることが多く

私のようなランボーは血が出るほど下唇を噛みながら裏口の鍵を探すはめになってきた。

だがどうだ?本作は主人公が使う超能力のおかげで大量の敵もプレイヤーの腕次第でどうとでもなるではないか!

主人公が使う瞬間移動で、銃口を向けた敵の喉元に素早くナイフを突きつける。

さながら気分は瞬間移動かめはめ波を撃つ悟空のようであり、敵の数倍早く動いて弾を避けると自然とこぼれる言葉は「当たらなければどうということはない」

普通のアクションゲームとしても充分に楽しめる出来になっているではないか。

(注 でも普通に鍵やらパスワード探させられる場面はあるからその時は下唇を噛みながら…以下略)

 

シナリオに関しては、まぁ良くもなく悪くもなく。

というか、私が失敗していて、1~2とナンバリングが出てたのを確認していたので、本作はスピンオフ的な扱いで話もまったく繋がっていないものだと思って始めてしまった。

結構ガッツリと話が繋がっているらしいので、もしかしたら1~2をやっていれば評価は上がっていたのかもしれない。

 

2も購入済みなので後ほどプレイしてみようと思う。