ノーマン・リーダスになりたかった男のDEATH STRANDING
はじめに
どうも。
待ち合わせには8割遅れる男。ゴライアスです。
またせたなぁ!
今回はこちら
2019年11月8日発売
コナミを追い出された(らしい)男の作品
小島秀夫のゲームDEATH STRANDINGを2が出るってんでプレイしてきましたのレビュー。
あらすじ
伝説の配達人サム・ポーター・ブリッジズは接触恐怖症で人と関わるのが苦手な孤独な男。
そんな彼は昔なじみの人々に孤立した都市をめぐって通信網を復活させアメリカ再建の手伝い(8割サム負担)をして欲しいと詰め寄られたり、死に際に呪いのように押し付けられてしまう。
最初は断ったサムだが、ちょっと気になる美女アメリに「私、大陸のすっごい西で囚われてるの!荷物ついでに助けて!」と言い寄られ、しぶしぶOKしてしまう。
道中、ミュールという荷物泥棒達や、BTなるお化けっぽいやつに追われたりするが頑張れサム!アメリカ復興のためお前だけが頼りだ!
だいたいこんな感じ。
感想(ネタバレ有)
正直、正直!
ストーリーよく分からなかった!
こうなりました、という結果は分かる。
だからと言って、どうしてそういう結果に至ったのか。
いまいち飲み込み辛く、無理やり口いっぱいに物詰め込まれて美味しかった?って聞かれるような?
「いや~甘かったし美味しかった気もするけど、何のどれが美味しかったんだろう?」
と、飲み終えたいま思うわけです。
人との繋がりをテーマに拒絶を銃、友好を縄に置き換えるコンセプトは好き。
サムが人から人へ、孤立していた点が繋がることで、線になり、やがて線が縄になる。素晴らしい。
「これは小島監督の境遇も考えたら、さぞかし心にしみる作品になるに違いない」
なんて思っていたのだが・・・
いまいちピンと来ない理由ははっきりしている。
使われている単語が難しいかあるいはまどろっこしい。
・・・突然ですが、ホモディメンスって分かります?
ググってwikiが出てこなかったので、おそらく造語で、小島監督またはその周りのスタッフ以外は分かるはずのない単語のはず。
ですが、なんの説明も無くイベントシーンの会話で使われます。
当たり前かのように「○○はホモディメンスかもしれない」みたいな。
まてえぃ!まずホモディメンスってなんやねん!
習ってない!進研ゼミでも教わってないんだが!
前後の会話の流れから何のことを指すのか考えないといけなくなるのですが、考えているうちにもキャラは話を続けるので、気づいたら置いてけぼり。
他にも知らない単語や造語などがあり、イベント中置いてけぼりになることがまぁー多かった。
発売してすぐだったか、ノーマンのインタビューを前に動画で観たことがあって、その時ノーマンが小島監督にあることを聞いたと言っていました。
ノーマン「みんなが僕を操作するの?」
小島「NO!プレイヤーが君になるんだ!」と
その動画を観た時、なんて良い話なんだと私は感動しましてね。。。
それがどうだい?
よく分からない単語に悪戦苦闘している私と涼しい顔して会話しているサム(ノーマン)
・・・全然ノーマンになれないよ!小島ぁ!(タイトル回収)
癖強単語。メタルギアの時もちょいちょい見受けられたけど、今回は多いよ。
絶滅体とか絶滅夢とか、話の肝になる単語はせめて道筋立てて優しく教えてほしかったなぁ。
とまぁ己の頭の悪さを理由に文句を垂れましたが、結果面白かったの?というと
ちょっとつまらなかったというのが本音。
敵や黒幕、ストーリー展開も想定内でサプライズもないし、なんなら未プレイの時に鼻くそほじりながら「どうせノーマンが赤ちゃんなんやろ?」と適当こいて予想して当てちゃってるから。そりゃーワクワクも無いわけで。ええ。
面白かった所を挙げるならゲーム体験。ただ黙々と歩いて荷物を運ぶ。配達地点までのルートを決め、必要に合わせて装備を変える。道すがら国道を整備したりジップラインを引く。
単純だけどこれが中々思ったように行かない事もあって、むしろ思うようにいかなかった時にどう乗り越えるか考えるのが燃えた。マップがもっと広ければ配達だけのゲームとして出してほしいほど。
総評
シナリオは合わなかった
プレイ体験は私は合ったけど、これも好き嫌い分かれそう。
やっぱりあの小島監督の作品っていう期待感から、いろいろ厳しい目で見ちゃうけど、よく考えたら会社の1作目って考えたらいい方かな、と思いつつ
いやでも、1作目だからこそ世界観の土台はちゃんと分かりやすく説明するべきで、そこに関しては別にお金設備に囚われないわけだし、やっぱり駄目なんじゃないかな。と
マイクラとかチャリ走とか永遠できる人にはお勧めです。
終わりに
(世界を繋ぐというコンセプトのゲームですが、重火器の製造ができるようになってからはミュールの基地相手にランボープレイを行い殺戮を繰り返したこと、深く反省しております。)